2007年4月 3日 (火)

MBA……ああ、バスケでしたっけ?-MBAは日本で受け入れられるか?

「誠」という目が血走っていそうな名前のビジネス誌が創刊され、その連載コラムとして「僕が留学した理由――MBAには本当に価値があるのか」というのがありました。

結論から言えば、留学している人が「価値があるのか」と疑問を呈する程度の価値だという感じでしょうか?

日本人にとって、MBAなんて「ああ、バスケ(National Basketball Association)ですね。あれ、違った? そうそう、大リーグ(Major League Baseball)だ!うんうん」という程度の扱いです。

しかし、実際のところMBAにどれほどの価値があるのでしょうか?? これが、MBAに興味を持った/MBAを目指す人の一番知りたいところでしょう。この問いを考える上で、とりあえずいくつか押さえるべきポイントがあります。1つは給料が上がるということ、もう1つは良質な人脈を形成できるということ、最後が純粋に「勉強する内容が自分のためになる」ということです。

勉強内容は最後かよ!っとつっこみつつ読んでいきます。

まず給料に関してですが
MBA卒業生は1年目から約9万ドル(日本円にして1000万円強!)ものサラリーを提示されるようです
しかし実を言うと、このデータは必ずしも日本の市場に当てはまりません。日本の場合はそこまでMBAが評価されていないように思います。
例えば日本の電機メーカーなどに行って「MBAホルダーです」とアピールしたところで、「はぁ、要するに2年間休職してから中途採用に応募してきた人間でしょ」という扱いにしかならないことも多いようです。

まあ、その通り。

その理由は、電機メーカーがMBAスキルに無関心だからではなくて、MBAで学ぶ程度のことは、みんな自習して身につけているからです。
そして、2年学校に行くより2年実務をした方が成長すると考えられています。

今回のコラムでもMBAの勉強内容を書いていますが……

「ディスカウントキャッシュフロー」やら「サプライチェーンマネジメント」やら、今まで全く知らなかった知識が身についていくのは楽しい。

…………
まあ、著者は若い学生さんなのでしょう。
その程度の知識は、今となってはメーカーのリーマンでは「常識」です。
(本屋に山積みしてますね)

それに日米の学歴問題があります。
アメリカは「高学歴」というのをメルクマール(目印)に人間を選択する社会ですが、日本は「高学校歴」で人を見ます。
MBAより東大の方が「ポテンシャルがある」と見なされるのです。

なんとなく否定的な書き方をしていますが、MBAにも価値があります。
それは、一生を外資系の、それも金融系の企業で過ごす気なら、高給が保証されてハッピーな人生を送れるということです。

ただ、もし日本の企業で働きたいなら、MBAの勉強は、グロービスのMBAシリーズで休日にやって、実務で成長した方がいいでしょうね。

ともあれ、「僕が留学した理由」の今後に期待しています!(`・ω・´)つ

◆今日も読んでくれてありがとう

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2006年3月14日 (火)

ビジネス用語:エコシステム

インテルの提唱する、水平分業のマーケット・モデル。プロセッサ、システム・ハードウェア、OS、ミドルウェア、アプリケーション、サービスの各階層を分業/協業体制によって各ベンダで分担することでマーケットを拡大していこうというマーケット・モデル。

先日、社内の技術者さんの講演を聴きに行きました。
技術者さんは言います。
「インテルは、エコシステムを目指しています。エコシステムというのは、一つの技術をみんなで作って、みんなで儲けようと言う話です。当社もインテルと協力してエコシステムを実現しましょう!」

…………

え~と、あなたはいつからインテルの社員になったのでしょうか?

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2006年3月 1日 (水)

ビジネス用語:マッシュアップ(Mash-up)

マッシュアップ(Mash-up)

複数のWebコンテンツを連動させること。DJなどが複数ジャンルの音楽をミックスアップ(混ぜ合わせ)して、新しい音楽として演奏することに由来する。

Webサービスの世界では、マッシュアップ花盛りです。
一番話題になっているのは、Google Mapsを利用して、美味しいラーメン屋を紹介するサービス(京都ラーメンマップ )等の地図サービスですね。

マッシュアップというのは、GoogleやAmazonや"はてな"が提供するWebサービス(Web上のコンテンツや検索システム等)を利用して、独自のサービスを作り出すことを言います。

これを可能にするのが、AjaxやATOMといったAPIの公開です。

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2006年2月 5日 (日)

プロシューマー(Prosumer)

Producer(生産者) + Consumer(消費者)をあわせた造語。商品を自ら生み出す消費者を意味する。文明評論家アルビン・トフラーが「第三の波」で提示した概念。

最近、産業のサービス化というのが話題になっています。
従来のように、製品を生産して販売するビジネスでは、十分な利益が生めなくなったので、顧客の問題を解決するソリューション型のビジネスが必要だという話ですね。

ITの世界では、製品のコモディティ化、つまり、どのメーカの作るコンピュータも特徴が無い、というか、特徴を出せないという現象が起こっているので、利益のためには、製品以外の部分で差別化しないといけないと、ソリューションビジネスが大流行です。

まあ、この場合には、お客さんにITコンサルをするという話になります。

さて、プロシューマーですが、これも製品のコモディティ化によって生まれてきます。

産業が高度化すると、生産力が高まって、自分で工場を持っていなくても、思い通りの製品を生み出すことが出来るようになります。
ちょっと前には、ファブレスという、工場なしに設計と販売だけをするビジネスが流行りましたね。
このように、生産そのものが競争力を生まない時代が始まっているのです。
そして、コモディティ化した「生産」を消費者が直接利用するとき、プロシューマーになります。
自分のデザインしたセーターを縫製工場に作らせるといった感じで。

このプロシューマー現象、実は、資本主義そのものを破壊するムーブメントです。

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2005年11月21日 (月)

Web2.0の正体

先日Tim O'Reillyが、Web2.0のカンファレンスをしたことを受けて、にわかに、静かに、Web2.0が流行っています。
やっとこさ、Web2.0の本質が分かったので、ご紹介します。       

先日、同僚のエコノミストが「Web2.0はすごいですよ!」というので、「どうすごいのですか?」と尋ねたら、「Tim O'Reillyの論文を読んでください!」と言われました。

面倒くさいのでほっといたら、研究部門の研究者が、「西麻布さん!時代はWeb2.0ですよ!」というので、「どんな時代ですか?」と聞いたら、「Tim O'Reillyの論文を読んでください!」

……
オマエら本当に理解しているのか??

仕方ないので、論文を読みましたよ。CNET-Japanで……

なんでも、Web2.0には、7つの原則があるそうです。

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