2020年5月30日 (土)

「少女終末旅行」【アニメレビュー】

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NHKのBSプレミアムで3週連続でエヴァンゲリオンの新劇場版を放映してますね。
本来は「シン・エヴァンゲリオン」の劇場公開に合わせた宣伝だったのでしょうけど、映画の公開が伸びたので・・・

新劇場版のエヴァは、ついこの間、Youtubeで無料公開されてましたし、この機会に見直した人も多いのではないでしょうか。
逆に、今回のBSプレミアム放映は話題になってませんね。

私も、Youtubeの無料公開でQを再見しました。
劇場公開時は、母と近所のイオンシネマで観たのですが、観る前のワクワクが、観た後の困惑と失望の変わったことはよい思い出です。

ただ、今回、Youtubeの無料公開で再見して、私はエヴァQの見どころを勘違いしていたなと思いました。
エヴァQの見どころは、「シンジくんが救われてうれしい」という感動体験や「人類補完計画の謎が解けた」という知的興奮にあるのではなく、つまりストーリーの面白さにあるわけではないのだと気づきました。

要は、美しい廃墟の映像を堪能する環境ビデオのようなものと考えれば、制作者のセンスと、美しい美術を十分に楽しめると思います。
そして、私は、このエヴァQを見て「これは金のかかった『少女終末旅行』なんだ」と膝を打ったのです。

「少女終末旅行」は、2017年の7月から1クール12話で放映された「つくみず」氏原作のアニメ作品です。

巨大都市の廃墟の中を軍服を着た少女二人が、ケッテンクラートという前半分がバイクで後ろ半分がキャタピラ車という奇妙な乗り物で旅をするというお話です。

ある意味、このビジュアルですべてが完成している作品といえます。

ただ、この作品が侮れないのは、ビジュアル自体が印象的なのに加え、作品のメッセージ性も高いということ。

二人の少女が滅んだ世界を旅をする中で、文化や宗教、弔いとは何かということを見つめることになります。

雨宿りをする中で聞こえる雨だれの音に、音楽の原始的な姿を感じるエピソードは、一つのクライマックスになっています。

結局のところ、人類が滅んだ中で廃墟を旅する二人は、二人とも少女なので、新世界のアダムとイブにはなれません。
その切なさと、はかなさも魅力です。

ところで、この「少女終末旅行」、主人公の二人の少女以外には、3人しか人間が出てきませんが、この三人を演じる声優は、全員、エヴァの主要人物を演じています。

カヲル君を演じた石田彰さん、ミサトさんを演じた三石琴乃さん、冬月コウゾウ(副指令)を演じた清川元夢さんです。

もしかすると、アニメスタッフは、エヴァQを意識して、このアニメを作ったのかもしれませんね。

2018年12月22日 (土)

tvk「クルマでいこう!」

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最近、ポルシェほしい病を発症して、Youtubeでポルシェの映像を漁っていました。

この熱病自体は、じきに止むと思うのですが、Youtubeを漁る中で、tvkの「クルマでいこう!」という番組がを見つけました。

番組のフォーマットが昔、東京に住んでいた頃に見ていた自動車番組に似ているので、懐かしいなと思っていたのですが、これは勘違い。

当時の番組は「新車情報」という番組でキャスターも別の人のようでした。
通りで記憶と比べてキャスターの語りが甘口だな、と思いました。

で、なんでわざわざこの番組を取り上げているかというと、tvkつまりテレビ神奈川が気前よくYoutubeに番組まるごとをアップしていることに気前の良さ、というか時代を感じたから。

確かにプロがコストを掛けて作っているので、ユーチューバーの映像よりクオリティが高く、音声もクリア。
プロとアマの差を見せつける内容です。


スタジオのセットのセンスもいいです。
ガレージを思わせる小屋組にミニカーや自動車のイラストと楽しい画作りです。

「クルマでいこう!」は、tvkが番組を公開する真の意図はわかりません。

正直、地方UHF局が、この先、生き残るのは厳しいと思います。
しかし、この番組とネット公開という取り組みを見ると、地方局がコンテンツ制作会社として生きる可能性を示した番組じゃないかと思います。

それがTV局にとって幸せかはわかりませんが。

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