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2018年12月10日 (月)

【読書メモ】サイバー空間を支配する者(日本経済新聞出版社) [持永大 著/村野正泰 著/土屋大洋 著]

◆某大臣にも読ませたい◆

ICTを取り巻く技術や政策を網羅的に整理した本。
タイトルがおどろおどろしいのでジャーナリスティックな扇情的な本かと思えば、丁寧な調査に基づいた良質な本だった。
現在のICTを取り巻く米・中・欧の政策や国家戦略、セキュリティに関する課題などがわかりやすく整理されている。

情報の精度はイランの各施設を狙ったスタックスネットの解説などにも現れている。
従前は「イランの各施設を狙った」「Windows Serverの脆弱性を突いた」「USBを媒介に感染した」といったレベルで理解していた。
本書では、標的がシーメンスのPLC(工業機械の制御コンピュータ)で、核燃料の遠心分離機であることや、仕掛けた組織の情報が典拠をつけて記載されている。

某大臣が読んでいれば答弁でオタオタすることもなかったのに、と残念に思う。
(読んでも理解出来な可能性もあるが)

ICTを制度、政策、セキュリティ面で総合的に理解したい人には必読だろう。

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