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2018年12月 1日 (土)

【読書メモ】崩れる政治を立て直す(講談社現代新書) [牧原出(著)]

冷戦後の行政改革を橋本行革から第二次安倍政権まで振り返って整理、評価した本。

行革の成果を行革法案を策定・制定したことより実施したか否かで評価するという視点は斬新。

タイトルに有るように第二次安倍政権を崩れた政治と捉えている。
その根拠をモリカケ問題にもとめている。
つまり、官僚がサボタージュするような安倍政権は崩れた政治だ、官僚は文書管理をないがしろにしたり、リークを繰り返すことで安倍政権にレジスタンスしている、という論理だ。

しかし、これは説得力に乏しい。
そもそもモリカケ問題が政治の大問題という捉え方に違和感があるし、官僚の仕事など昔からいい加減で文書管理は甘く、リークを繰り返して気に入らない政治家を潰してきた。
官僚の無能と傲慢は、安倍政権に始まるわけではない。

また、崩れた政治の立て直し方策として「文書管理の徹底と情報公開」「官僚の人事を官僚組織内の持ち回りで行い、政治家は抜擢人事を行うな(政治主導の否定)」としており、これも首をかしげざるを得ない。

著者は前川喜平氏の「面授腹背」を肯定的に捉えており、倫理観があちら側の人なのだろうと推察される。
(そもそも平成の行政改革は、前川喜平氏のような官僚独善の行政を政治主導にするためであり、人事権を官僚に返上し、前川流に戻すなら改革をしたことにならない)

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