やっぱ寄らば大樹の陰?-森永先生、格差社会の神秘に迫る!
森永先生が、格差社会で誰が笑ったか分析しています。
>節約した人件費の向かった先(構造改革をどう生きるか 第98回)
ま、ここ何年も庶民に金が回っていないのは周知の事実ですが、結構、企業は儲けているようです。
その儲けは……
例えば、2001年度から2005年度にかけての「雇用者報酬」の推移を見ると、8兆5163億円も減少している。ところが、企業の利益に相当する「営業余剰」は、逆に10兆1509億円も増えているのだ。
なるほど、企業の利益は、ほとんど人件費を「節約」して捻出したわけですね。
んで、この利益、どのように分配されているかというと……
一つは株主である。財務省が発表している「法人企業統計」でみると、2001年度から2005年度までの4年間で、企業が払った配当金は3倍に増えている。
おのれ資本家!
働きもせずにうまい汁を吸いやがって!!
そして、もう一つは企業の役員である。(中略)この二つのデータを合わせると、2001年度から2006年度の5年分で、大企業の役員報酬は倍増している計算になる。具体的な額として、日経新聞には、今年の1人あたりの役員報酬は平均6000万円と記されていた。
なるほど、出世すると良いことがあるわけだ……
さて、大企業役員や資本家と言えば、庶民にとってはデフォルトで憎しみの対象ですが、実は格差社会で「良い思いをしている庶民」もいるようです。
ここで頭に入れておいてほしいのは、構造改革路線の中で拡大した格差というのは、正社員同士の間に生じた格差ではない。(中略)問題は、正社員と非正社員の間に存在する格差である。この格差はもともと存在していたのだが、昨今の非正社員の急増によって表面化したというのが正確なところだろう。
そうです。
格差社会でも正社員(旗本)は安泰だったのです。
バブル崩壊後の混乱期に「大企業の時代は終わった」だの、「自由で多様な働き方」などという無責任な評論家の言葉に騙された、かわいそうな若者が地獄に堕ちたのです。
そして、今や、フル○ャストやグッド○ィルに搾取される人生……
(´;ω;`)ウッ…
結局、寄らば大樹の陰。
今、就職活動をできる幸運な若者は、是非、死ぬ気で大企業に入って頂きたいと思います。
あわよくば、年収6000万円の人生が待っているのですから……
◆今日も読んでくれてありがとう
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