ドラマ・レビュー:スロースタート(前編)
今日のドラマレビューは、NHKが満を持してお送りする「スロースタート」です。
土曜ドラマは、その時代を象徴するような話題を選んで、視聴者に問題提起するような作品が多いですね。
前作の「ディロン~運命の犬」は、もちろん崖っぷち犬を予言していたのですよ!(`・ω・´)つ
……ウソです。
さて、今回のテーマは、ニート・ヒキコモリです。
まあ、今更ニートを描いても「NHKにようこそ」は超えられません。
そこで、ニートを支援するNPOの女性職員を主人公に迎えて、ニートに向き合う人々を描こうという、オリジナリティあふれる意欲作を作り上げました。
タイトルは、え~と「レンタルお姉さん」でしたっけ?
え?
何!?何!?
o(゜д゜o≡o゜д゜)o キョロキョロ
間違えました……
「スロースタート」だそうです。
では、レビューをレッツ・ビギンでございます!
主人公は、水野美紀です。
早速、ヒキコモリを町に引きずり出します。
何処で手に入れたか分からないような野球帽に寸足らずの青いジャンパー、背中にはオタクの象徴リュックサックを背負った勇太君が現れます。
それを見て、水野美紀
「なかなか、かっこいいじゃん」
ウソはイケナイと思います!(`・ω・´)つ
と思ったら、「その靴」と落とします。
あ、この作品はコメディではありません!
ま、作劇上、「靴」は外界との接点を象徴していて、ニートが勇気を振り絞って、靴を履いたことを「格好良いといっているわけですね。
さて、水野美紀の次のターゲットは金井勇太です。
大学で挫折した金井君に「何かしてみたい事ない?」と挑発!
やりたいことがないからヒキコモってんだろうが!!
(ノ ゚Д゚)ノ ==== ┻━━┻
切れた金井君は、家庭内暴力でパソコンを破壊!
それを見た水野美紀は「いったい何が彼を追いつめたか?」
いや、オマエだろう……
だんだん不安になってきます。
そして、何をどうしたのか分かりませんが、ついに金井君を海に連れ出すことに成功します。
楽しいひととき。24歳にして子供扱いの金井君も、ついにヒキコモリ脱出か!?
しかし、海に落ちたボールを拾えなかったことで、無力感に襲われヒキコモリが悪化!
スタッフの「私たちはバカになんかしない」「誰だってダメな自分を抱えて生きているんだ」という、浮ついたセリフも追い打ちです。
って、こいつらホントにニート支援をする気あるのでしょうか?
ついに布団をかぶって他人を拒絶する金井君。
水野美紀は寮での集団生活を勧めます。
さらに、金井君の親にも!
いや、あの、寮で集団生活って……カルトか?
とうぜんご両親は拒絶します。
さあ、万策尽きた水野美紀……
見かねた近藤正臣は言います。
「Noの中にYesが隠れている!」
え~と、いやよいやよも好きのうちってやつでしょうか?(なんかチガウ)
近藤正臣の胡散臭い説教を、どう勘違いしたのか、水野美紀は金井君に現実を突きつけます。
「アナタより先に両親が死ぬ!そのときアナタも年寄りになっていて、体も動かなくて、頼れるトモダチもいない。気が付いたら一人ぼっちよ!」
追いつめられた金井君は、縋るようにいいます。
「トモダチやろ」
さあ、感動のシーンか!
と思いきや……
「私はアナタのトモダチじゃない。トモダチだと思ったこともない」
ぶちこわしです。
ついに見かねた母親が、自分たちが家を出て行くことで、金井君の自立を促します。
金井君を乗せたクルマが走り去ります。
水野美紀と視聴者の気持ちを置き去りにして……
う~む、水野美紀が何の役にも立ってない、というか、存在が逆効果のように思えてのは気のせいでしょうか?
きっと、気のせいですね。
来週は大活躍してくれるに違いありません。
後半へ続く!
◆今日も読んでくれてありがとう
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