奉仕は「おしおき」なのか?-「いじめ緊急提言」の謎
イジメ自殺が相次いだことで、政府の教育再生会議が緊急提言を出したそうです。
良い薬って……産経さん、奉仕は「おしおき」ですか?
全国のボランティア団体にあやまれ!
土下座しろ!
賠償しろ!
まあ、それはともかく、ボランティアを強制するという教育再生会議の言語感覚には、頭がクラクラしますね。
再生会議では、「出席停止」という厳しい措置も検討されたが、「いじめた子が学校へ戻ったときの(仲間の間での)位置が難しくなる」(伊吹文明文部科学相)との慎重論も出され、提言では「毅然(きぜん)とした対応」という表現にとどめられた。
ああ、ニワトリの突きですね。
ニワトリは、強いものが弱いものを突いて(虐めて)、その弱者は、さらに弱いものを突く(虐める)ことで群れの中の序列を確立します。
面白いのは、序列一番のニワトリを、一度群れから隔離して、再度群れに入れると、序列最下位のニワトリが、かつての王者を突き出すのです。
新参者は序列最下位からの再出発ということです。
っていうか、再チャレンジ?
ええ、伊吹大臣の「(仲間の間での)位置が難しくなる」というのは、「いじめっ子がいじめられっ子に転落してカワイソス」という意味でしょう。
ということは、イジメの抑止力(刑罰)としては、これが一番効果的な気がしますね。
「イジメをすれば、群れから隔離されて、戻ってきたら虐められるぞ」ということになれば、みんなイジメをやめて仲良く……するわけもなく、一層陰湿に虐めたり、罪を弱いものになすりつけたり、「人間的」な行為にふけるでしょうね。
人間の性、悪なりッ!!
ま、猿山にボスが居るように、ニワトリが突きをやめないように、子供は子供を虐めます。
でも、DIO様に、さんざん心身共にいじめ抜かれたJOJOだって、その気高い精神と勇気で、イジメを跳ね返しています。
大事なのは、周囲の大人が「虐め"られる"のは恥ずかしいことでも、虐められる人間に問題があるわけでもない」と支えてあげることではないでしょうか?
理解者がいれば、いじめられっ子も死にはしないのですが……
自殺って、孤立感が引き金になっているように思えるので。
とはいえ、教師が生徒をコントロールするために、イジメを煽る時代ですからね。
◆今日も読んでくれてありがとう
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コメント
安倍首相は社会奉仕という言葉が好きなようです。
前にも大学入学は9月からとし、高卒後の6ヶ月はボランティア期間と発言していました。
ボランティアを戦時中の勤労奉仕、国家への労働力の税金のように解釈しているようです。
ブーイングしよう。
対策として漸くゼロトレランスが出てきたのは評価しますが、現場は混乱するでしょうね。果たして実効性があるか、疑問です。
投稿: のびぃ太 | 2006年11月30日 (木) 19時56分
お邪魔します(=^-^=) ♪ニコ 記事読ませていただいてます>今日はイラストにコメントありがとう!
「ひとときさん」にお伝えして置きますね。喜んでくれると思います。またアップさせてもらいます。
11/13・・・にもアップしました。。宜しかったらみてあげてね!
投稿: hanamoe | 2006年12月 1日 (金) 18時06分
>のびぃ太様
安倍さんは、ホントウに「ボランティアを戦時中の勤労奉仕、国家への労働力の税金のように解釈」しているようですね。
善意で支えられるボランティアを義務にするのは、どうも違和感を感じます。
>hanamoe様
ご来訪ありがとうございます。
ひとときさんのような才能のある人が活躍の場を広げていくと良いですね。
今後ともよろしく
投稿: 西麻布夢彦 | 2006年12月 1日 (金) 20時48分