福井総裁はサムライになれるか?
糸山英太郎先生が福井総裁の出処進退に苦言を呈されています。
>福井日銀総裁 村上ファンド出資問題
>私は辞任を求める
(ITOYAMA DAYS 2006年6月14日)
JALだけでなく日銀の大株主でもあられたとは……
> 経済・金融の中枢機関である中央銀行トップには、高い水準の中
> 立性、公平性が求められるのだ。
> 更に言えば、村上ファンドどころかすべての有価証券を売却する
> べきであった。
まったくもって、その通り、としか言えませんね。
公の立場にある人が、利殖を図るというのは、自覚が足りないと言えます。
もし、福井総裁が、日銀に未練が無く、総研会社の理事として人生を終えるつもりだったのなら、利殖も結構、「日本を変えたい」というMAC村上を応援するのも結構です。
しかし、彼が総研会社の理事をやっていたのは、日銀総裁のポストが開くまでの順番待ちなのですから……
最近、人の上に立つ人、公の職に就いている人が、むやみと私利私欲に走るのが目立ちますね。
日本が戦争に負けて、価値観が崩壊したために、「滅私奉公」とか「無私無欲」という精神が否定されてしまったのでしょう。
確かに、国の支配者が、庶民に「滅私奉公」を強いるときには、それは特攻機に乗って死んでこい、という意味でしかなく、欺瞞と詐欺があります。
でも、あえて公務員という身分を自分の意思で選んだなら、当然、自己犠牲の精神を持つべきでしょう。
単なる生業なら、他に何でもあるのですから……
さて、福井総裁が、最終的に、どのような振る舞いをするかは分かりません。
国会も、あと3日しか開いていませんし、逃げようと思えば逃げ切れるでしょう。
ただ、もしかすると潔く腹を切るかも知れません。
そこで、官の私利私欲を求める風潮に釘を刺す演説でもしてくれれば、官が目を覚ます良いきっかけになるでしょう。
それが出来れば、福井総裁は、サムライとして、歴史に名前を残すかもしれません。
◆今日も読んでくれてありがとう
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コメント
初めは、いろんな方のブログにはあんまり興味というか、関心などなかったのですが、「ホリエモンの錬金術」の山根治さんのブログを読んで、とにかく解り易くっておもしろいじゃん!て感心し、オツムに栄養を与える意味でそれなりに意義のあるブログを読むようになりました。
コメントしているのは、山根さんの所とこことあと落合弁護士さんの所に3~4回。
西麻布さんのはおもしろくて、オバカさんの私にも栄養が行くようです。^^
福井総裁は辞任する気など、サラサラないみたですし、小泉とっちゃんも例のあの細い目をより細くしながら、あさっての方向を見て辞任を促す様子なんかまるでないですね。
私のアテにならない勘では、このお二人さん相当儲けたんじゃないかしら~ん。(いいな)
潔く腹を切る?あんな、僕ちゃんとってもズルイヨーってお顔一面に書いてるようなおっちゃんはとてもサムライなんかにゃなれません。というのが私の感想^^;
投稿: 美人ちゃん | 2006年6月15日 (木) 22時06分
>美人ちゃん様
いつもコメントありがとうございます。
参考になります。
山根治さんは「ホリエモンは何か胡散臭いけど、上手く説明できない」という、多くの人が感じていたモヤモヤした思いを、会計の知識で切ってくれたのが良かったですね。
ここ何年かもてはやされていた、「金儲けは偉い」という風潮が、ここに来て解消されていくのは良かったと思います。
まあ、小泉政権が末期なので、小泉的なものが否定されてきている、つまりは権力闘争の反映でしかないのですけど。
福井さんは辞任して男になる最後のチャンスをふいにしましたね。
これからもコメントを頂くに足りるブログに出来るように頑張ります。
投稿: 西麻布夢彦 | 2006年6月16日 (金) 22時26分