2019年3月10日 (日)

ミニコンバーチブル(F57)のナビ設定備忘メモ:交通情報アナウンスを消す

ミニコンバーチブル(F57)のiDrive(MINIでは「MINI コントローラー」と呼ぶ)のナビで、ETC 2.0(DSRC)の道路交通情報のアナウンスが、音楽を妨げて不快だったので、解除方法をマーカに問い合わせたので、そのメモ。

「目的地設定」→「ナビ設定」→「交通情報設定(VICS/ITS)」と進んで、「音声読み上げ」のチェックをを外すと良い模様。

ついでに聞いたのは、メモリ地点登録を消す方法。
「メモリ地点編集」で消したい地点を選んで「オプション」ボタンを押すと削除メニューが出る模様。
オプションボタンを押すというのは盲点だった。

2018年12月25日 (火)

【読書メモ】習近平のデジタル文化大革命(講談社+α新書) [川島博之(著)]

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◆習近平政権のロジック分析は面白い◆

中国の光と闇でいえば闇の側にスポットを当てた本。
習近平政権はITやAIを活用して超監視社会を作っているという話。

正直、中国が監視社会であろうが勝手にやってくれればいいし、そう簡単には中国は倒れないと思うけど、2つほど面白い話があった。

【面白かったポイント1】
習近平政権がグレートファイアーウォールで情報統制し、海外情報が取れなくなっていることについて、若手金融マンが「生き馬の目を抜く国際金融の世界を生き抜くことなんてできない」と指摘している。
金融では中国は力を落とすだろうと思われる。


【面白かったポイント2】
なぜ、習近平政権が強権政治をするかというロジック。
習近平政権の役割は、不動産バブルのソフトランディングで共産党政権を維持すること。
→必然的に景気は減速する。
→金持ちになれない民衆の怒りをなだめるために汚職追放をやるしかない。
→習近平は恨みを買う。
→終身国家主席になることで身を守るしかない。

そういう意味では、終身国家主席に就任するのは、強さというより弱さの現れかもしれない。

また、この政治分析において、王岐山を副主席にしたのは、習近平が死んでも主席になることは出来ず、確実に報復をするポジションにある王岐山を権力安定化装置にするためという指摘は興味深い。
(王岐山は高齢で常任委員でもない)

こうした政治分析の鋭さは大したものなので、中国の権力構造を理解する一助になる本と思われる。

2018年12月22日 (土)

tvk「クルマでいこう!」

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最近、ポルシェほしい病を発症して、Youtubeでポルシェの映像を漁っていました。

この熱病自体は、じきに止むと思うのですが、Youtubeを漁る中で、tvkの「クルマでいこう!」という番組がを見つけました。

番組のフォーマットが昔、東京に住んでいた頃に見ていた自動車番組に似ているので、懐かしいなと思っていたのですが、これは勘違い。

当時の番組は「新車情報」という番組でキャスターも別の人のようでした。
通りで記憶と比べてキャスターの語りが甘口だな、と思いました。

で、なんでわざわざこの番組を取り上げているかというと、tvkつまりテレビ神奈川が気前よくYoutubeに番組まるごとをアップしていることに気前の良さ、というか時代を感じたから。

確かにプロがコストを掛けて作っているので、ユーチューバーの映像よりクオリティが高く、音声もクリア。
プロとアマの差を見せつける内容です。


スタジオのセットのセンスもいいです。
ガレージを思わせる小屋組にミニカーや自動車のイラストと楽しい画作りです。

「クルマでいこう!」は、tvkが番組を公開する真の意図はわかりません。

正直、地方UHF局が、この先、生き残るのは厳しいと思います。
しかし、この番組とネット公開という取り組みを見ると、地方局がコンテンツ制作会社として生きる可能性を示した番組じゃないかと思います。

それがTV局にとって幸せかはわかりませんが。

2018年12月20日 (木)

【読書メモ】公文書問題と日本の病理 (平凡社新書) [松岡資明(著)]

◆書籍として生煮え◆

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著者は日経新聞の記者として、政府の公文書管理の調査検討委員を務めている。
公文書管理の解説書は2011年にも書いているので、「モリカケ騒動」や「日報問題」で公文書管理に注目が上がっているタイミングで焼き直し版を出したということかもしれない。

海外事例など示唆的な内容も多く、公文書管理の対象が行政文書の一部にとどまり、立法資料の管理が不十分といった指摘には学ばされた。

しかし、全体に書籍としての構成が甘く、似たような組織・委員会や法律が脈絡なく出てきて、いま何の話しをしているのか話の筋を追いづらい。
内容の薄さを補うために満蒙開拓団の悲劇で一章を設けるなど、話が飛びまくっている。(雑談としては面白いが、公文書管理の話に絡めるのは無理筋)


私が思うところとしては

公文書管理と公開は民主主義の基盤になる重要な業務ではあるが、今この瞬間の権力者にとっては、政敵に武器を渡すものでしかない。
「民主主義と歴史に資するため」というお題目では制度が骨抜きにされるだろう。

実際、政治権力闘争に情熱のない福田康夫氏や谷垣禎一氏が公文書管理に関心を持ち、権力闘争以外に関心がない安倍晋三氏は特定秘密保護法で骨抜きしたことに現れている。

管理の対象になっている役人も、情報開示は大嫌いだ。
彼らは情報を使ってマスコミをコントロールし、民意をコントロールするという手法を失いたくはないし、意思決定の責任も負いたくはないから。

また、一方で「モリカケ騒動」に見るように、野党が情報を政争の道具にしかしていないため、国民の関心も高まらない。
「総理案件」とか「忖度」などと政権攻撃の手段にせず、「現場レベルの不適切な意思決定が民主主義を害している」という点に絞り建設的な議論をしていれば、もう少しマシな議論になっただろうにと口惜しい。

公文書管理については現実の政治から距離を置いた場所で、静かに、粛々と行わなければ成功しないだろう。

2018年12月18日 (火)

【読書メモ】アンダー・プロトコル(徳間書店) [猫組長(著)]

◆石油ビジネスの実態が垣間見える◆

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元山口組系組長の評論家"猫組長"の自伝的エッセイ。
猫組という組があったかどうかは知らない。

猫組長が投資会社を立ち上げ、成功と失敗を経験し、借金の形として自身のファイナンス知識を差し出し(要は経済ヤクザになったということ)、グレー投資の世界に入っていくという話。

クライマックスは、資源バブル時代に石油取引に乗り出していくところ。
全くコネもツテもない状況から、わらしべ長者のように、世界中の関係者をめぐり、石油取引を始めるところは、著者のバイタリティと行動力の面目躍如と言える。
流石に、ネタバレは悪いので、ここで具体的な話は書かないが、テロや国際政治がからみ個人が石油取引できる構図がわかり、新鮮だった。
(要は反政府運動を援助するために産油国が石油を掘っていない部族に帳簿上の石油の取引権限を与えて援助するしているとか)

ゲスい経済エピソードも多く、大手企業社長が愛人宅で急死したときに、愛人は社長の死が発表される前に株を売ったとか(インサイダー)、人のダークサイドのエピソードも面白い。

おそらく僕は、この経済圏に関わることも、著者と会うこともないだろうけど、著者の著作は読み続けるだろう。
自分が決してリアルに経験できないことを学べるのが読書の役割だから。

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