ギターをやってます
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映画ハゲタカは、いうまでもなく、NHK製作ビジネスモノTVドラマの映画版です。
企業買収をモチーフに、経済と人の織りなす悲喜劇をテーマにしたTV版ハゲタカは、ファンド資本主義の隆盛と崩壊という時代ともマッチし、この分野のドラマとしては異例のヒットを飾りました。
ハゲタカの影響で、ハードなドラマ性と引きを多用した映像演出が流行り、深夜ドラマのSPなどが生まれたことも、今は昔ですね。
映画版のハゲタカは、かつてのテレビ版の魅力である、実力派俳優の重厚な演技、ロケを多用した美しい映像、最新の経済知識をそのままに、見応えのある作品に仕上がっています。
いろいろと不満も残りますが、見て損のない作品です。
さて、そのハゲタカへの不満ですが……
(ネタバレあり)
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タイトル:ヒレフシ 1巻
著者 :本田 透(原作) 銅☆萬福(作画)
価格 :¥ 560
ISBN-13 : 978-4063106428
本作は、かつて、自伝的エッセイ「電波男」で、オタクのカリスマになりかけた、現在ラノベ作家の本田透氏が原作を担当したオタク漫画です。
かんたんなあらすじは、キモオタ(不細工でオタク趣味の男)が事故死し、世界征服を企むセレブ女王様にイケメンに改造され、ドン・ファンとして女をたらし込んでいくというものです。
まあ、三島由紀夫「禁色」と、漫画「デトロイト・メタル・シティ」を足したような話ですね。
とはいえ、禁色では、ドン・ファンはクールに女をだますのですが、この作品の主人公、西園寺悠輝(本名、山田甚太郎)は、根はオタクなので、その役割に徹しきれません。
イケメンの自分になじめず、以前のオタライフに戻りたいとあがく姿は、デトロイト・メタルシティの根岸君を思わせます。
それに加えて、登場するセレブ達の、どこかネジの外れた行動もあって、笑える良質なギャグマンガに仕上がっています。
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タイトル:王の逃亡―小説フランス革命〈5〉
著者 :佐藤 賢一
価格 :¥ 1,575
ISBN-13: 978-4087713442
ちょうど、1年半前に始まった、佐藤賢一さんの大河小説「小説フランス革命」 も、第五巻にまで進みました。
書き下ろしの、西洋を舞台にした大河歴史小説ということでは、塩野七生さんの「ローマ人の物語」に近いコンセプトの小説です。
「小説フランス革命」は、フランス革命を主人公とした群像劇です。
ラ・ファイエット、タレイラン、ロベスピエールと言った、歴史上の人物が、革命という時代を舞台に、それぞれの個性で生きていく様子が、非常に生き生きとリアリティを持って描かれているのが印象的です。
1~4巻では、少しマッチョイズムを感じさせるエロ親父ミラボー伯爵を軸に、大衆民主主義の問題、つまりはポピュリズムを浮き彫りにしてきました。
小泉改革の熱狂が去った現代に生きる我々には、感じるものが多いと思います。
健全な現実主義者ミラボーの男根主義的ではあるけど、大衆に流されない、しかし、大衆を敵にしない、独特の政治力には引き込まれるものがあります。
そんなミラボーも4巻で亡くなり、5巻の主人公は、ルイ16世です。
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